長崎市K様U1Dオーバーホール
ヤマハu1d昭和39年製の48歳。
持ち主のk様、この古さが良いのだとの事。
但し、音は良いほうがbestとの事でグローミュージックへ。
お任せください、立派に甦らせて見せます。作業をお楽しみくださいね!!
2本ペダルのu1d。今のピアノと比べると凄く贅沢な材料の使い方です。
yamahaのロゴは上前板に。 キープレートの青錆。 受ける側の鍵盤蓋プレートの錆。
カビ・シミが出来た鍵盤。 茶褐色に変色したペダル。 アクションを外します。
弦錆が付着した低音側ハンマー。こちらは高音側。 ダンパー後が黒くなってます。
先ずはお掃除から。 鍵盤下の棚板には埃が積もってます。虫食いはありませんね。
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監視するアユ太朗。 監視されながら働くご主人様。 変色・錆びのバランスピン
弦をゆっくり慎重に緩めます。 プレッシャーバー緩め。 全ての弦を外しました。
ニャンダ!! 同時進行してるu1hと2台分特注作製業者送り。芯線は捨てます。
チューニングピン抜き。 やはり錆びてますね。 全部外しました。
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馬を使って一人でピアノを倒します。底板が見えましたね。この底板のビスが錆びていてなかなか外れない。
外れた〜!! この錆を見てください(**); 外した底板のペダル部。
左と右の写真の違いは? 正解は前土台が外れてま〜す。
駒ピンの錆。 ヒッチピン側のベアリング弦溝。 ベアリング弦溝酷いですね!!
サンドラバーで現溝修復。 ルーターで現溝修復。 ブッシュ外しです。
新品ブッシュ。 ブッシュ打ち込み開始。
打ち込み完了!! ピン板を傷付けないよう角度を考えて穴あけです。
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ピンの保持を考え純正より0.1mm太くしたシルバーメッキピンを打ち込みます。
チューニングピン打ち込み完了!! 弦張り開始〜。 頑張ってま〜す(^^)v
友達のハーレーが来ました〜!!
プレッシャーバー取付。 フェルト取付完了。 芯線バッチリですね。
巻き線開始。 頑張ってます。 フェルト取付。
弦張り終了。 弦で弦を弾いて音合わせ。 ビヨ〜ンと引っ張ります。
親板剥がれ補修。 底板のパーツを外します。 ペダルアッセンブリーです。
埃で痕がくっきり。 底板割れ補修です。 ポリッシャーで外装を磨き。
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ペダル磨き〜。 表面を削ってます。 この違い・・・全然違いますね。
錆止めクリヤー塗布。 綺麗になりました。 ペダル天秤棒も磨きました。
突き上げ棒受けフェルト虫食い。 シエスタタイムニャ〜ン!! ペダル窓クロス貼り替え。
底板を黒に塗装後、組み立て。 底板ビスは新品に交換。 底板取り付きました。
ピアノが立ちました〜。 ペダルも完璧。 輝いてますね(^^)v
あけみ愛車カワサキzzr250。
バランスピンが錆びてます。 一本ずつ丁寧に磨いて鍵盤の動きを良くします。
ハンマーはそんなに使い込まれてませんが錆付着他諸々。 削って形を整えます。
綺麗になりましたね。これでハンマーの弾力も回復。
虫の殻とか埃とか付着。幸いな事に虫食われ被害はそんなに無さそう。コンプレッサーで吹き飛ばし。
鍵盤を一本ずつ磨きました。 取付です。 繰り返し調律をします。
パーツを磨きます。 鍵盤押さえのロゴ。 蝶番は新品に交換。
綺麗になりましたね。
ペダルもバッチリです。
ようやく完成です。
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