福岡I様US50クリーニング
ご実家に置いてあったKAWAI大型高級ピアノUS50。最終調律はH9年・・・。
今から綺麗にして福岡の自宅にお届けいたします。暫く作業をお楽しみください!!
譜面台が外付けのグランドタイプの高級機種US-50。 調律H9年がラスト。
ケロイド上に補修された鍵盤蓋。 腕木です。 足の外側に当たり止めのクッション?
パネルを外しました。 マフラーフェルト。 鍵盤・アクション外しました。
弦溝の付いたハンマー。 巻き線・芯線。 黒く変色したバランスピン。
フロントピン。虫食いの赤いカス。 ピアノを倒します。 底板を外しました。
ペダルパーツも外します。 ペダルを磨きました。 全く別物に見えますね。
サンドラバーで巻き線を磨きます。 輝きが違いますね。 チューニングピンを磨きます。
綺麗に光ってます。 ペダル窓クロスが剥がれているので新品に貼り換えました。
ポリッシャーで外装を磨くと、鏡みたいになりました。 上前板を同じく磨きます。
まるで鏡です。 新品ビスで底板取り付け。 バランスピン磨き。
ピッカピカになりました。 フロントピンに錆取り液を塗布し吹き上げます。
綺麗になりましたね。 ハンマーフェルトを削るファイリング作業で形・音色を復活です。
アクションを取り付けここから整調作業開始。 ロストモーション調整・キャプスタン左右調整。
鍵盤高さは専用ならし定規を使い厚さの違うペーパーの出し入れで調整。鍵盤深さは専用あがき定規を使います。
10mmにペーパーの出し入れで調整。 消音キットを取り付けます。 鍵盤高さでキーセンサーを設置。
シャンクストップレールをセット。 コントロールボックスセット。 出荷前調律。
折角なので鍵盤蓋を塗装します。 傷をパテ埋めして全体に削ります。 ポリウレタン二液を調合。
塗装して削って・・・時間をおいて・・・数回繰り返します。
塗装して削って・・・時間をおいて・・・ ポリッシャーで最後の磨き。
鍵盤蓋上面新品仕上げ!! パネルを組み立てました。
消音システムも取り付き新品みたいになりました。いつまでも大切に使用してくださいね(^^)V
タグ:クリーニング, ピアノオーバーホール・修理, 本日の作業