福岡H様スタインウエイD型

グローミュージック始まって以来のどでかいピアノが福岡からやって来ました。それも何とスタインウエイのフルコンサートピアノ。

全塗装・修理施して福岡のH様にお返しいたします。それにしてもでかい!!

スタインウエイ D-274  奥行274 cm横幅157 cm重量480 kg

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480kgも有るピアノを3人で降ろします。こりゃ~大変だ。グローミュージックのスペースも問題だ~。

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組みあがりました、奥行きが274cm長い。  それにしても傷が酷いですね。

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ひっかき傷。  大屋根蝶番は何故か釘で代用、一か所は曲がって使用不可能。

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脚のすねに傷がある・・・。 長蝶番・鍵の上口金も錆。

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酷いえぐれ傷…ベタベタしてる?  ダンパーフェルトは案外綺麗だ。D型マーク。

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何故かフレーム上面に傷が多数。弦は張り替えたような感じです。  アクションを降ろしました。

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黄色くなった象牙鍵盤。  ハンマーは肉厚が少なくなってもう削れないかな、交換だね。

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  ローラーも経年変化で潰れてますね。    先ずはペダルボックスをばらしてペダルを外しました。

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剥離剤を塗り塗装をはがします。 塗っては剥がし塗っては剥がし・・・地道な作業でございます!!

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本日もチマチマと塗装剥がし、鍵盤蓋終了。  サンダーで削り下地を整えます。

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剥がしたパーツ!!   木地の吸い込み予防・塗料密着をさせる下塗り塗装でございます。 

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ボディー補修中。補修をしていると脚のひび割れ発見。念のためにビスを入れることにしました。2.8mmの穴開け。

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3mmのビスを投入。    下塗り塗装中。鍵盤蓋下塗り終了。

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本体ボディーの下塗りです。補修跡が無ければ木目も良いですね。

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パーツの塗装。  本体は大きくて塗装場に入らないので工房で塗装作業入ってます。

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いい感じで塗れてますね。   塗っただけでは綺麗になりません。ここから表面を削ります。

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こんな感じで手間がかかります。  ポリッシャーで磨き上げると…このようになりました。

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大屋根塗装中、順調に進んでいます。象牙鍵盤の剥がれを修正します。クランプで接着です。

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鍵盤を外して筬だけの状態にしました。埃はしていますが中々の状態です。

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埃を掃除機で吸わせお掃除。バランスピンは磨き磨きますね。

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象牙鍵盤が黄ばんで変色。  象牙漂白は、過酸化水素水を塗布し天日で乾かします。

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漂白後、全体に使用感は有りますが綺麗になりました。

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塗装最後の大屋根艶出し、光っています。  山ちゃんが鍵盤高さに続き深さの調整中。

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山ちゃんカメラ目線(^^);  スタインウエイのスペシャリスト杉浦勝之(小山実稚恵専属調律師)による整音開始。

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新品のオリジナルハンマーに命が吹き込まれます。  最終仕上げの整音開始。弦当たりから(^^);

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音色を仕上げます。   パーツが組み上がりました。  STENWEY&SONS フルコンサートピアノD-274

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梱包してトラックに乗せるまで一時間半かかりました。何せでかいので布団も一枚では足りず、二枚使用。

運送屋さん四人がかりでああだこうだ言いながらようやく梱包。よろしくお願いいたします。

100年前の小型スタインウエイでも中古で500万.600万円、この一番大きなフルコンサートピアノは1000万円前後で販売されています。それだけ価値があり需要があるという事ですね。世界の主要ホールの98%はスタインウエイが入っているそうです。今回はハンマー交換・各部のパーツ交換、そして塗装を剥がしての全塗装。内傷・凹み傷沢山あって大変苦労しました。でも組みあがって弾いてみるとそれはそれは綺麗な音色を醸し出してくれます素晴らしいピアノに蘇りました。いつまでも大切に弾いてくださいね!!

 

 

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