大正のヤマハオルガンM様

     
水に塗れてフニャフニャになった外装の薄板。
ただのベニヤ板かと思いきやナラ部材を三層に組み付けた高級品。
    
解体を始めると「保險證」なるものが出てきました。山葉オルガン七號形保險拾年 大正時代ですね。漢字が読めん!

       
  慎重にばらします。       桑畑木工のおやじが助っ人です。作り変えるものをピックアップします。

    
 鍵盤を外します。               黒鍵の剥がれ数本。            ゴミと言うより土が積もってます。

      
 奥ではピアノオーバーホール作業。    密封されてるはずの棚板。埃があると言うことは・・・?
        
 やっぱり割れていました。      響板とバルブです。                接着部の剥がれですね。

        
     倒して底板を見たらウヒャ〜・・・シロアリ?食われてる・・・これは作り直しだな・・・・。

     
またまた桑畑木工お出まし。     珍しい木のキャスターです。      親板を外しました。

          
    割れ修復。                 ブロアーケース。           空気を送る穴です。

       
こんなにバラして大丈夫?        棚板から上です。

      
ストッパーの木ボタン(ストップネコ)外し。響板と鍵盤台外れました。     鍵盤フロントクロスボロボロ。

      
    フロントキーピン青錆。         バランスピンの青錆。

                        
                   接着剥れ補修中。                同じく補修中。

    
響板接着しました。           バランスピン磨きました。           フロントピン磨きました。

         
    リードを抜きます。           リードガイドフェルトがボロボロなので貼り替えました。

         
 古い割にはリードは綺麗です。変色はしてるけど錆は無し。            鍵盤が汚いですね。

         
     白鍵を剥しました。          表面をサンダーで削ります。  違いがはっきり解りますね。

        
錆付いたスプリング。          削って錆を落としました。           本体接着補修。

          
     白鍵を貼り替えます。          手作り白鍵貼り冶具。          鍵盤に合わせて削ります。

       
 パッキンが痛んでます。今回は紙製パッキンをゴムに変えます。830円で買った20mmのポンチでくり抜きます。

             
    特注した底板(妻土台)とキャスター。桑畑木工ありがとう〜!!    親板接着補修。

        
木の反り等があるのでスムーズには組み込めないですね。          大バネが光ってる。

           
  どうもペダルの動きが悪いと思ったら左のペダルローラーの心棒が錆びて腐ってました。心棒受けの穴も広がり
  全く動かず。心棒を新品に替え、受け台も作り直しました。

         
これでスムースにペダルがこげるようになりました。
         
   前透かし板は4枚の貼り合わせです。4枚とも剥して接着し直しました。欠けている部分は化粧板を同じ模様に
   くり抜き補修していきます。前透かし板は鍵盤下と鍵盤上の2箇所あります。

      
 白鍵削り終了。               筬をセットしました。           前透かし板接着終了。 

          
 ボリュームレバー切断後作製。         ピットマンロッド取り付け。     キーバックレールクロス貼替え

      
 黒鍵も塗装で綺麗になりました。    クロスを貼替えます。         裏透かし板の補修。

             
  鍵盤を調整取り付けです。      な〜んか鍵盤が雑音するので再度バラシ。

         
    何とバルブガイドピンが凄い錆。見落としていたので早速一本ずつ磨き直し。

       
  塗装前のサンダー掛け。       調律します。リードの前後を削って音程を合わせます。

       
    鍵盤蓋のフニャフニャになった中央の合わせ板を外して接着補強です。

         
      木パテで割れ・欠けの補修です。白くしているのがパテ埋めしたところです。

       
 これからサンダーで塗装落しとパテ箇所の修正です。               パーツの塗装に入ります。

             
    良い感じで塗れました。飾り窓裏にシックな布を貼りました。桑畑木工作三層ナラ部材も塗装してはめ込み。

     
 上屋根の腕が欠けています。    木材を加工して取り付けます。   塗装を繰り返し色合わせ。

      
   口棒が反って白鍵に当たる。      反り修復。
  
          
ストッパーの動きが今一なので鹿革を貼りなおします。またまた、ビスが錆びすぎて途中で折れた。もう何本目だろう?

         
   穴を開けて折れたビスを抜いたので埋め木をしてビス穴を開けなおします。鹿革も貼替えバッチリですね。

         
  ストッパー止めフェルト交換。         後ろ下前板取り付け。       下前板反って入らない。
             
   カンナで削ります。       下前板取り付きました。          

            
                          
                                   完成!!

オルガン納品と持永家所有の貴重な品々

              
          持永醸造㈱事務所に設置しました。「保險證」を額に入れて飾ります。
         
       
           

                
                6代目見習中(名刺より)持永さん

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