三股町T様U1Gクリーニング
奥様のご実家にあった昭和46年製造満40歳のヤマハu1g。子供さんの為にクリーニングをして綺麗にしてから
お届けいたします。長らく手入れをしていなかったみたいですが、幸運にもフェルトを貼り替えるだけの虫食われは、
ありませんでした。どんな風に変身していくか楽しみにしていてくださいね!!
u1g。
鍵盤蓋の鍵プレートの錆。 口棒の鍵受けプレート錆。 ペダル錆。
見えにくいですがピン錆。 鍵盤蓋の傷・・・・汚れ・・・・綺麗になるのかな?
マフラーフェルトの虫食い穴? ピンにフェルトの粉。
左も右もマフラー止めクロスの虫食い粉。 鍵盤押さえフェルトの虫食い粉。
アクションを外します。 ハンマーは汚れてるけどok. 上屋根の長蝶番外します。
猫のシール、奥さんの? 棚板の埃。 バランスピンも錆びてますね。 先ずは掃除から。
何のために穴を開けた? クモのミイラ(^^); 何の為の紐?
裏も掃除から。 一人でピアノを倒す力持ち!! 倒れました。
底板を外すのですがビスが錆びていて一苦労します。 底板外れました。
埃が積もってますね。 前土台のペダル窓クロスは随分へたってます、交換。
弦が錆びています。40年経ってますからね〜。 ソーダニャ〜!!
ペダルアッセンブリーの解体。
弦を緩めます。 プレッシャバーを外します。慎重にしないとビスが折れます。
巻き線は業者に送り同じ物を作ってもらいます。芯線も外していきます。 全弦外し終了です。
駒に埃が堆積しています。中古販売業者はここも掃除しないとダメですね。
チューニングピンを抜きます。 ピン板に埋まっていた部分がかなり錆びています。
チューニングピン抜き終了でピンブロックを抜きます。
新品のピンブロック。 一個ずつ専用冶具で打ち込み開始。
角度を考えピン板を傷つけないようドリルで穴を開けます。 0.1mm太いチューニングピン。
ピン打ち込み。イヤーマフが無いとガンガン脳天に響きます。 シルバーメッキピンは綺麗ですね!!
ドイツ高級レスローワイヤーを張ります。細い線は良いのですが徐々に太くなって指が痛くなります。
特注巻き線も到着してます。 巻き線開始。 プレッシャーバー取り付け。
芯線・巻き線終了です。やっぱり新品は綺麗ですね。音の伸びも断然良くなってる筈ですよ、楽しみ!!
下律。最初の調律です。弦の切れっぱなしで弦を弾きます。 マスキングして弦を保護。
外装をポリッシャー掛けです。 ペダル磨き〜。 この違い、凄いですね。
錆止めクリアー塗布しました。 底板に取り付け。 底板を本体に取り付け。
底板ビスは新品に交換。 ピアノ起きました。 ペダルもバッチシ!!
ハンマーを削って形を整えます。 フムフム!! 新品みたいに綺麗になりましたね。
バランスピンを磨きます。 これもピッカピカ(^^)v アクション・鍵盤取り付きました。
繰り返し調律します。 ずかれた〜。 鍵盤蓋磨き。
美しいですね、シルバーメッキピン。 yamahaが光ってますね。 外装もピッカピカです。
ペダルもバッチシ。 完成です。
素晴らしい音になりました。外装も綺麗です。大切に大切にお使いくださいね!!