小林K様カワイBL-61
商品にする為に弦まで外していたカワイBL-61。高さ132㎝の大型タイプ。
小林から見に来られたK様がピアノを習っている小学校3年生のお子様の為にご購入となりました。
頑張って仕上げますのでしばらく作業をお楽しみくださいね!!
132cmの大型タイプです。 往年の名器ですbl61。 ペダルは当然錆。
真鍮部品のロゴネーム・蝶番・鍵プレート等錆びています。
先ずは掃除から。 口棒を外します。 アクション・鍵盤・口棒外れ。
ハンマーの弦跡。 クロムモリブデン→シルバーメッキピン交換します。 芯線錆。当然張り替えます。
錆びたバランスピン。 フロントピンも同じですね。 プレッシャーバー外し。
ここから写真が飛んだ~何故だ!!
弦を外します。 巻き線は業者送りで作製。
という事でピンブッシュの打ち込みに飛びました。
慎重に穴を開けます。 新品シルバーメッキピン。 打ち込み開始~。
綺麗ですね新品は!! ドイツ高級レスローワイヤー。どんどん張り込みます。
芯線終了です。 巻き線貼り込み開始。 弦張り全部終了しました。
プレッシャーバー取付です。 弦を傷つけないように弦で弾きながら音合わせします。
弦枕も綺麗ですね。 ペダルを磨きます。 ピッカピカになりました~。
錆止めクリアー塗布です。 底板を取り付けます。 そしてピアノを起こします。
起き上がりました~(^^)v ダンパーフェルトを剥がして新しいフェルトを貼ります。
寸法に合わせてカットします。 ダンパー接着終了。アクションを取り付けました。
バランスピンに魔法の液を塗り、軽く拭き上げると・・・・・・ピッカピカに。
フロントピンにも魔法の液を塗り、拭き上げます。するとこちらもピッカピカになりました。
鍵盤を磨きます。 蛍光灯が映るようになりました。 バランスブッシングクロスも新品です。
フロントブッシングクロスも新品。 一本ずつ調整しながら本体に組み込みます。
色々な調整をします。 キャプスタンボタンで鍵盤とアクションの調整。 白鍵深さを10mmに揃えます。
鍵盤下の丸いペーパーを厚みを変えて正確に調整。 タッチが揃うように色々な調整をします。
調律をします。 鍵盤蓋をポリッシャーを使い磨きます。雲が映ってますね。
本体裏の掃除です。 綺麗に拭き上げます。 裏響板綺麗になりました。後は、弦が落ち着くまで寝かせます。