カワイピアノ DS-60B商品
KAWAI DS-60B ワインカラーでチッペンデール(猫脚)の素敵なピアノです。使用頻度が少なかったのかハンマーは凄く綺麗な状態です。外装はカワイ特有の白く粉を拭いた状態ですが、磨きを掛ければピッカピカになるはずです。作業をご覧ください!!
チッペンデールの足。 DS-60Bです。 外装が白っぽくなっていますね。
内側は結構綺麗で艶があります。 真鍮製のキープレート・ペダルは変色錆びています。
パネルを外しました。 鍵盤は箱に保管。 鍵盤下に埃。
チューニングピン・弦共に比較的綺麗な状態ですね。 ハンマーは特に使用感無!!
掃除を始めます。 専用馬を使うと一人でピアノを倒すことが出来ます。
底板を外しました。 ペダルパーツを外しました。 ペダルを磨きます。
綺麗に光りました。 サンドラバーで弦を手磨きすると、こんなに綺麗になりました。
チューニングピンを機械で磨きました。 サンドラバーで弦を磨きます。
ピッカピカです。 ポリッシャーで外装磨き。 ワインカラーがとても綺麗です。
新品ビスで底板取付後、ピアノを立てました。
バランスピンに液を塗布し専用機械で磨きます。 拭き取ると見事ですね!!
フロントピンにも液体を塗布して一本ずつ磨き上げると、新品みたいにピッカピカですね!!
ブッシングクロスに少々虫食いがあるので全部交換します。 湯煎に掛け剥がします。
剥がしたクロス。 フロントクロスを貼り駒で圧着接着してカットで完了。
バランスクロスも貼駒で圧着接着のカットで終了です。
鍵盤のフロント・バランス部の隙を調整して本体にセットします。
ファイリングペーパーを使いハンマーを削って形を整えます。
アクションをセットし整調開始。 ロストモーション作業。 ナラシ定規を使い鍵盤高さ調整。
ペーパーの出し入れで微調整。 アガキ定規で鍵盤深さを検査しペーパーの出し入れで調整します。
調律します。 マフラーフェルトが汚いので新品に貼り替えました。
各パーツをポリッシャーで磨きます。曇りが取れてますね。 鍵盤蓋他パーツセット。
素晴らしい仕上がりです!!
猫脚ワインカラー。
専用椅子も付いています。
KAWAI DS-60B 40万円(税別)
タグ:クリーニング, ピアノオーバーホール・修理, 本日の作業